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医療系スタートアップ企業の挑戦-緊急時に近くの協力者を呼べるアプリ「AED SOS」とは

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 心停止状態の人に対しての蘇生措置として用いるAED。日本には約35万台設置されており、誰もが一度は目にしたことがあるだろう。しかし、実際に心停止の人に遭遇した場合、AEDを使用できるか、またどこにAEDがあるのか、適切に対処できるか自信のない人も多いのではないだろうか。

 そうした状況を受け、心停止の場に遭遇した際に役立つ「AED SOS」というアプリが絶賛開発中なのだという。

同アプリは、心停止の人を発見した時にスマートフォンの位置情報等をもとにSOSを発信するというもの。SOSが発信されると、周囲の医療関係者やAEDの講習を受けた同アプリのユーザーに連絡が入り、協力を要請する仕組みだ。さらにAED設置場所の表示やユーザー同士の通話もできるため、AEDを持ってきてもらうことや離れたユーザーに状況説明を行うことも可能である。

 このAED SOSは京都大学とCoaido株式会社が共同で開発したもの。同会社は「誰もが助け合えて、健康でいられる社会を実現する」ことをビジョンに活動する医療系スタートアップ企業で、社名のCoaidoは、co(共に)aid(救助)do(する)という意味の造語だそう。同会社の代表取締役CEOの玄正慎氏が参加したハッカソンがきっかけで心停止によって亡くなる方の多さやAEDがあまり活用されていない現状を知り、同アプリを考案したそうだ。

 心停止は年齢や体力に関わらず、誰にでも起こる可能性がある病である。医療の知識がなくとも、協力者への連絡やAEDの確保などできることはある。突然の悲しみを防ぐためにも、実用化が待たれるアプリだ。

■AED SOS
http://aedsos.strikingly.com/

2015.03.16 |

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