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半永久的なデータ保存が可能に?新たな記録媒体「サファイアディスク」とは

テクノロジー

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 PCが一般的に普及して以来、記録媒体はあらゆる形で変化をしてきた。現在はCD-RやUSBメモリスティック、ハードディスクなどが主流だが、過去にはフロッピーディスクやMOという物も存在している。

 どの記録媒体にも共通して言えるのは、"永久"に保存するということは難しいということだ。どんな物質でもいずれは劣化してしまうし、その前に水没や破損で記録が消えてしまうことも少なくない。

 また、過去に使っていたフロッピーディスクやMOは、現在のハードウェアでは読み込むことが困難だ。現在使用しているメディアも、いずれそうなっていくかも知れない。
 
 Kickstarterで約4万5000ユーロ(約610万円)の資金調達に成功し、製品化を進めている新たな記録媒体をご存知だろうか? Nanoformと呼ばれるそれは、ダイアモンドに次いで硬い鉱物であるサファイアで作られている、まったく新しい記憶媒体だ。

 薄くて丸い形状のディスク盤で、レーザー彫刻で直接データを記録するという同製品は、火、水、酸、衝撃に強く、4インチの大きさで約2500枚の画像を保存できるという。

 記録されたデータを見るには、拡大鏡やデジタル顕微鏡を用いるとのこと。一般的な使い方を想像するのは難しいが、火、水、酸、衝撃にも負けない記録媒体ということは、大きな自然災害に見舞われても、データが生き残るという可能性が高いと言える。

 半永久的な保存ができるということは、現代の大事な記録を、未来人のために残すというSF的な発想をせずにはいられない。そんな夢のある記録媒体は、フランスのスタートアップFahrenheit2451によって開発され、一般発売も間近だ。

■Fahrenheit2451
http://www.fahrenheit2451.com/

2015.07.30 |

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