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日本でも自給自足できる素材革命を製造!ベンチャー企業の循環型イノベーションに注目

テクノロジー

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 世界で無尽蔵に存在する石灰石を主原料にした、紙やプラスチックの代替となる素材「LIMEX」。木や水を使うことなく製造可能なうえ、単価の安い石灰石を主原料とすることで高い価格競争力を有する、この革命的な新素材を製造・販売する株式会社TBMが、Japan Venture Awards 2016の東日本大震災復興賞を受賞した。

 この賞は、東日本大震災の被害の影響下において積極的に事業を推進し、他の企業の模範として相応しい経営者を表彰するもの。

 TBM代表取締役社長の山﨑さんによると、LIMEXの製造に関しては「日本の技術力でエコノミーとエコロジーの共存を"当たり前"化させた新たなビジネスインフラをつくりたい。そして、そのインフラを地球規模で普及させ、日本発の素材革命で地球環境に貢献し、世界をうならせたい」という決意からスタートしているという。

 TBMは、2011年にLIMEXの特許を申請し、2015年2月には宮城県白石市にLIMEXを製造するパイロットプラントを建設。さらに、2015年には経済産業省の「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金」に採択され、宮城県多賀城市と立地協定を締結、2年後を目途に同市に量産工場を設置することを発表している。

 山﨑さんは「革新的かつ潜在成長力の高い事業や、地域の活性化に資する事業を表彰するJapan Venture Awardsで受賞できたことはうれしく思っております。今後は、LIMEXの事業の一連の取り組みを通じて、東日本大震災の被災地である宮城県の産業と雇用を活性化することに貢献していく所存です」と、受賞に関する喜びを語っている。

 また今後は、多賀城市の量産工場をモデル工場として、水資源の不足している地域を中心として世界中へ技術輸出を進め、日本のイノベーション技術で世界に雇用と産業の創出を目指していくという。

■TBM
http://www.tb-m.com

2016.03.02 |

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