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自宅で気軽にDNA分析?理系リーマンを刺激する遺伝子ラボキットが登場

テクノロジー

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 遺伝子分析が手軽になりつつあり、唾液などを採取して郵送すれば、数週間後に結果が返ってくるという分析キットなどが各社から登場している。遺伝子分析がちょっとしたブームになる兆しの中、ロンドンを拠点とするBento Labは、郵送することなく自分で分析が可能になるという、DIY方式のDNA分析キットを発表した。

 Bento Labキットは、その名の通りにまるでお弁当箱のような形をしたコンパクトなキットで、自身の遺伝子だけではなく、食品が遺伝子組換え体を使用していないかどうかなども調べることが可能だ。遺伝子分析を身近なものにしてくれる、まるで"大人の自由研究"のような同ツールは、理系サラリーマンの心をくすぐるだろう。

 同キットの中には、自分の唾液やスーパーマーケットで売られている肉など、さまざまな生体サンプルからDNAを抽出するための「遠心分離機」が搭載されている。そこに試料物質を入れたら、次にPCR装置が遺伝子をコピーし、最後にゲルユニットでDNAを視覚化する。

 こういった一連の実験には、通常は何十万ドルもの費用がかかる。しかし、同キットの販売価格はおよそ739ドルとリーズナブルな値段でKickstarterに登場し、資金集めも目標額の2倍という数字を叩き出している。また、個人の研究や発見を共有できるアプリも開発中とのことだ。

 今後はサラリーマンがアマチュアの科学者という肩書きを持って活躍する日がくるかも。

■Bento Lab
http://www.bento.bio/

2016.05.11 |

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