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AIが医療の世界に大貢献!ガンの早期発見に役立つプロジェクトが発足

May 24, 2016

 スマートフォンのアプリから車の自動運転まで、あらゆる分野での活用が進んでいる人工知能だが、いよいよ医療の領域にも本格的に進出し始めているようだ。

 例えば、IBMが開発した質疑応答システムの人工知能「Watson」は、医療とヘルスケアの分野での実用化が期待されている。また、米サンフランシスコ発の「Enlitic」や、イスラエル発の「Zebra MEDICAL VISION」など、ディープラーニング技術を用いて、CTスキャンやレントゲン写真などの画像を分析し、病気の早期発見に貢献するサービスもいくつかローンチし話題を集めている。

 その中でも、コロンビア大学出身の2人が立ち上げた、ガンの早期発見に貢献するというプロジェクト「Behold.ai」は、大きなポテンシャルを秘めていると言えるだろう。

 同システムでは高い学習システムを構築するために、病院と提携して医療画像の分析を行っているという。実際の現場では、その学習内容に基づいて画像を分析し、医師に提案をすることを想定している。

 これにより、病院や医師の知識の差によって診断結果が異なり、ガンを患っているのにそうではないと診断されることを防ぐことができるようになる。また、人工知能が医師の仕事を奪うのではなく、医師の仕事を助けるという活用の仕方も好印象だ。

 Behold.aiは昨年の秋に、コロンビア大学の卒業生が利用できるソーホーのコワーキングスペース「Columbia Startup Lab(CSL)」にてオフィスを構え、NYの学生のスタートアップを支援する「Almaworks」にも参加している。未来の医療に貢献する同社の試みを見守りたい。

■Behold.ai
http://behold.ai/