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献立は人工知能が考える時代?家にある材料でレシピを提案する「コンダッテ」とは

June 1, 2016

 昨年9月からスタートしたレシピサービス「コンダッテ」に、家にある材料とアレルギーの有無、料理の好みを伝えるだけでオススメのレシピを提案してくれる画期的な新機能"おすすめアイデア"が追加された。

 買い物のリスト作成やクックパッドのレシピ検索、SNSのような交流も可能だ。開発を手掛けたヤムスクロール株式会社の代表取締役、水上翔太さんに本サービスの着想を伺った。

「毎日の料理を、毎日の楽しみにしたいという想いで『コンダッテ』は生まれました。働いている方も含めて、家族のために料理を日々作っているという方は多いです。そんな方にとって、かかる時間、また健康という生活への影響の視点から見ても、料理という行為は生活の多くの部分を占めます。そんな人たちが料理を楽しみに感じられるように、毎日の献立を整理しながら振り返り、達成感を感じることができる仕組みを作りました」(水上さん)

"みんなの献立"という機能では、利用者が日々の献立を写真付きで投稿。コンダッテは飾らない毎日の献立を通して、利用者の間で情報共有することも目的にしているが、写真投稿となると尻込みしてしまう人も多い。
 
「みんなが参加していただくためにどうするか?というところは苦労しました。初期の頃は愚直に自分たちで簡素な料理を作って、あまり綺麗ではない写真を投稿することで心理的なハードルを下げていました。結果的には、FacebookやInstagramなどのSNS、SnapDishやmillなどの食事記録アプリとは異なり、普段のみんなの食事を見れるという面白さが生まれました」(同)

■週間利用者数ベースで毎週平均12%ずつ成長

 水上さんは以前はコンサルティング会社に勤めており、自分でサービスを作りたいという想いから退職。料理好きな共同創業者とともに、ヤムスクロール株式会社を2015年3月に創業。コンダッテは、iOS/Androidアプリのリリースから半年ほどで月間利用者数が約7,000人、週間利用者数が約4,000人ほどまでに成長。会社が定義している定着ユーザーでは、リリース以来、週間利用者数ベースで毎週平均12%ずつ成長している。

「栄養士が"600kcal"や"卵・乳製品アレルギーNG"などテーマを決めて、献立を提案するおすすめ献立機能を一部開始しました。自分で献立を考えずとも、味・健康面でも優れたプロのおすすめをレシピ付きで利用することができます。食事の記録をするサービスはこれまでありましたが、何を作って何を食べたかという献立にフォーカスしたサービスでは一番だと思っています。写真の記録よりも、何を作るか何を食べたか整理しておきたいという想いのほうが強いと考えています」(同)

 将来的には、他の利用者との交流によって新しい食文化の継承ができるプラットフォームを目指したいと野心を燃やす水上さん。写真投稿やレシピの自動考案など、現代のニーズに対応したコンダッテはまさに"料理系アプリ"の決定版と言えるだろう。

■コンダッテ
https://itunes.apple.com/jp/app/id1006991403

■ヤムスクロール株式会社
http://yumscroll.com