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ヤマハが特許を出願! 自然な相打ちをする高度な音声対話システムの開発へ

June 20, 2016

 世界中で多種多様な研究が進められている、機械による「音声対話システム」。現在でもロボット応対や電話応答に使われているので、利用したことがある人も多いはずだ。

 しかし、一様に感じてしまうのは、人間との会話と比べた際の圧倒的な違和感。声の強弱や発話の抑揚がないために、便利ではあるものの、どうしても自然な会話が成立しないという事実も存在している。

 そんな課題を克服し、人間同士の会話のように心の通ったやりとりができるようにとヤマハが開発したのが、自然応答技術「ハートーク」だ。

 長年、「音」にまつわる高度な技術を開発してきたヤマハだけあり、人間の発話の韻律をリアルタイムに解析し、人間が嬉しそうに話しているときには高く強い声で、逆に悲しそうに話しているときは低く抑揚のない声で対応することを可能にしている。

 これはいわば人間でいう「相づち」にあたる技術で、会話の内容を解析する技術ではないが、すでに開発された会話解析システムと組み合わせることで、より人間との会話に近いやりとりが実現できる。

 今後ますます機械化が進む未来社会の中で、機械やロボットとの会話に「ココロ」を感じさせる取り組みは非常に重要なことといえるのではないだろうか。IT技術による便利な世の中が味気ないものになるかどうかの分かれ道は、こうしたプロダクトの開発にかかっている。

■ヤマハ
http://jp.yamaha.com/