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多彩な言語と思考力を備えた天才AI! アニマトロニクスヘッド「Egor」って何者?

July 26, 2016

 CGが発達する以前から映画などで利用されていた「アマトロニクス」の技術。特殊メイクで作った皮膚などで覆われたロボットを用いて、動物など人間ではないキャラクターを、リアルに滑らかに動かすことを目的とする特撮技術だ。

 コンピューターグラフィックスの技術が発展したことで、衰退傾向にあったアマトロニクスが、AIの技術とコラボレーションすることで、再び脚光を浴びようとしている。

 イギリスの技術者が作った「Egor」と呼ばれるアニマトロニクスヘッドは、人間が問いかけた質問に答えたり、会話することができるという。これはイギリスの脚本家ダグラス・アダムスによるSFシリーズ「銀河ヒッチハイク・ガイド」に登場するアンドロイド、マーヴィンをモデルに作られたとか。マーヴィンは少し根暗なロボットで、非常に人間味があふれたキャラクターだが、Egorにも人間のさまざまな人格や言語を組み込んでいるとのことた。

 アニマトロニクスヘッドの内部システムにAIを組み込み、人間と会話をする際にはマイクから音声認識をし、チャットボット機能を用いて会話をするという仕組みだ。少し複雑な質問にも応答でき、さらに外観は用途に応じて変えることもできるとのこと。

 ロボット開発は、古くから存在するアマトロニクス技術と組み合わさることで、また一歩前進することになりそうだ。特に商業的な活用を視野に入れているらしいが、ちょっと根暗なコンビニの店員が実はロボットだった、なんて未来もあり得るかも?

■Autonomous Animatronic Head Answering Questions and Tracking Movement. (Test Video)
https://www.youtube.com/watch?v=knBFg6gNYPY