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大容量の光海底ケーブルが太平洋を横断! Googleのクラウドサービスにも好影響

July 27, 2016

 テレビ中継や国際電話など、海外との通信の方法は、現在ではほとんど衛星中継は利用されておらず、代わりに海底に設置された光海底ケーブルに移行している。これによって、タイムラグが発生して音声が遅れて聞こえることは無くなったし、インターネットのストリームングでスポーツの試合を見る際も、リアルタイムで世界中の人と結果を分かち合えるようになっている。また、衛星中継で起こりがちだった、天候によって映像が乱れる現象もほとんどなくなった。

 そんな光海底テーブルは、一度に大量の情報を送受信することが可能であり、その速さは衛星通信と比べると1000倍だ。インターネットの急速な普及も手伝って、光海底テーブルの需要はますます上がり、世界中で設置が続いているのだ。

 そんな中、NECが設置した日米間の大容量光海底ケーブル「FASTER」の運用がはじまった。日米間の海底ケーブルとしては初めての、最新の光波長多重伝送方式を採用しており、初期設計容量として60Tbpsの伝送が可能だという。

 出資企業には、KDDIやGoogleほか、中国のChina Mobile InternationalやシンガポールSingTel、マレーシアのGlobal Transitといった各国の大手が名を連ねているが、特にGoogleは自社のクラウドサービスで同ケーブルを活用するとしている。

 三重県の志摩と、千葉県の千倉の2カ所から、米オレゴン州へと海底を伝って伸びるケーブルは、スマートフォンやタブレット、LTEの時代に増加し続けるネットワークのトラフィックを緩和し、今後の安定した通信に貢献していくだろう。

■KDDI 世界最大規模60Tbpsの大容量光海底ケーブルを敷設
http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2014/08/11/580.html