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Appleが音楽ビジネスをさらに拡大! 配信サービスTidalを約500億円で買収へ

August 3, 2016

 世界的に拡大している、SpotifyやApple Musicといった音楽ストリーミングサービスだが、ラッパーで実業家のジェイ・Zが経営しているストリーミングサービス「Tidal」を、Appleが買収する見込みとのことだ。

 そもそも、音楽ストリーミングサービスに火をつけたのはSpotifyだった。Apple Musicは二番手でありながらも他社を大きくリードし、Spotifyと激しい競争を続けている。すなわち、Apple MusicによるTidalの買収はSpotifyを追い越す可能性だってあるのだ。

 Tidalはもともとノルウェー発祥のサービスであり、2015年3月にジェイ・Zが買収。その後、マドンナやカニエ・ウェスト、リアーナやドレイク、そしてジェイ・Zの妻であるビヨンセなど豪華なアーティストたちが株主となり、アルバムを独占リリースするなどで話題を集めていた。

 しかしながら、ジェイ・ZがTidalの元オーナーたちを訴えようとしたり、一部のアーティストから著作権使用料が支払われていない件についてを訴えられたりと、問題が山積みな点も事実だ。さらには、SamsungやGoogle、Spotifyが買収や提携を検討していることも報じられてきた。

 いよいよApple MusicがTidalを買収することが実現すれば、ジェイ・Zは2015年にTidalを買収した時よりも、およそ9倍の価格で売却することが可能になる。そして、Spotifyを追い越すことになるのは間違いないだろう。

 すでにAppleの株価が上昇しているとのことで、この買収劇の行方を見守りたいところだ。

■Tidal
http://tidal.com/