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3D映画はメガネフリーの時代に? 裸眼で立体映像を楽しめる新技術を開発中

August 19, 2016

 米国はマサチューセッツ工科大学のコンピューターサイエンス人工知能研究ラボが、ゴーグルを利用することなく裸眼で3D映画を楽しめるという、魔法のようなスクリーンを開発中だ。現在、イスラエルのワイツマン科学研究所の協力のもとで、プロトタイプの制作に着手しているとう。

 シネマ3Dと呼ばれる新たなタイプのスクリーンは、簡単に言うとスクリーン自体が3Dゴーグルをかけているような状態を実現させるのだとか。スクリーン内にレンズとミラーを複雑に配置していくことで、客席のどの位置から見ても3Dに見えるようになるという。

 ゴーグルを長時間付けての映画の視聴は、特に普段メガネをかけ慣れていない人にとって違和感を与えてしまうことが多かった。さらに、この技術が完成すれば、映画館だけではなく家庭のテレビやタブレット、街頭の広告スクリーンなどあらゆるシーンで応用可能になるかもしれない。

 VRやAR、さらには空中に3Dを投影するホログラフィックディスプレイなど、映像面であらゆる技術の実用化が進み、人々の映像表現や娯楽としての楽しみ方が広がってきている。シネマ3Dも、そのひとつとして我々の視覚的娯楽の充実に寄与するに違いないだろう。

■MIT
http://news.mit.edu/2016/glasses-free-3d-larger-scale-0725