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なぜ今? 『ジャパネットたかた』が秋にリアル店舗をオープンする狙いとは

August 22, 2016

 テレビショッピングというビジネスモデルで一時代を築いたジャパネットたかたが、今というタイミングで実店舗の運営に乗り出した。福岡県にあるマリノアシティ福岡という施設に「ジャパネット レクリエーション ラボ」を初出店するという。

 その目的は、対面販売ではない「通販」で得ることができない世界観を消費者に体感してもらうため。撮影スタジオをイメージした店内ではおなじみの番組同様のセットや演出を用意し、簡易的な中継をする際にはその様子を見て楽しむことができる。また、店内はもちろん、自宅でも商品を試すことができるモニターレンタルサービスを実施する予定だ。

 もうひとつの狙いとして、消費者のダイレクトな意見を吸い上げる役割も果たす。店頭でアンケートやインタビューで行い、生の声を商品開発や商品紹介へと反映させることでサービスの向上を狙う。

 ジャパネットグループのPR担当者は、その店名に「お客様の声を集めて収録する"Rec"と関係性を創る"Creation"、そしていただいた声からよりよい商品を作る"re:creation"という想いを込めています」と語った。

 飽和状態にあるEC市場では、ネット上で得ることのできない価値の提供へフィールドを移行させる動きが目立っている。そこでジャパネットたかたが狙うのは、コミュニケーションとリクリエーションの融合だ。その結果が吉と出るか凶と出るか、しばらく様子を見守っていきたい。

■ジャパネットたかた
http://www.japanet.co.jp/