TOPICS

宿泊施設の概念を超越? IoT実証実験を兼ねたホステルが超未来的!

August 24, 2016

 近未来のIoT空間を楽しめる体験型宿泊施設で、11種類のIoTデバイスを組み込んだ客室やダイニングカフェを設置したスマートホステル「&AND HOSTEL」が福岡に8月オープンした。

 チェックイン/チェックアウトはもちろん、空調管理や観光案内、睡眠管理など滞在中のあらゆるシーンでIoT体験が可能だ。そのコンセプトについて、and factory株式会社 取締役CEOの小原崇幹さんに話を伺った。

「このサービスは"宿泊自体をひとつの観光目的として価値創造を行う"という考えから生まれた事業です。近年、インバウンド客の増加などを背景に、宿泊施設不足が叫ばれています。不動産事業に着手するにあたり、単なる宿泊施設を展開するのではなく"スマートフォンアイディアカンパニー"である弊社の強みを生かしつつ、話題性を創出できるコンセプチュアルな宿泊施設を模索。近未来のIoT空間を体験できる、スマートホステルに行き着きました」

 &AND HOSTELは単なる宿泊施設としてだけではなく、3つの価値を創造する日本初のユニークな場となっている。それは、"日本のIoT技術力を世界へ発信するプレゼンテーションの場"、"IoTデバイスの技術開発/実証実験の場"、"IoTプラットフォーム構築の研究/改善の場"だ。

「九州大学をはじめ、日本初の取り組みにご賛同を頂いている研究機関、NPO法人、企業と連携を図り、我々はLをこれまでの宿泊施設の概念を超えて、IoTを基軸としたスマートホステルブランドとして成長させて参ります」(小原さん)

■スマホで成し得る多角的な事業展開を推進

 代表取締役CEOの小原崇幹さんは学生時代から起業し、いくつもの事業を立ち上げてきた。そんな中、手のひらに収まるほどの小さなデバイスから生まれる産業の可能性を感じ、スマートフォンサービス事業を立ち上げる。設立は14年9月。スマートフォン事業を軸とし、その日常の中に&(プラス)を届けられるようなFactoryとして、様々なサービスアプリケーションに取り組んできた。

「15年6月の本格稼働から1年強の間に、主にエンターテイメント系のアプリ開発で堅調に成長をしており、社員は10倍にもなりました。今後は主軸のアプリ事業を拡大しつつ、その他スマホで成し得る多角的な事業展開を進めてまいります」(小原さん)

 and factory株式会社には多種多様なスキルや、バックボーンを持ったメンバーが揃っており、アプリ開発だけではなく不動産事業や人材事業など、幅広い領域での事業展開が可能なところが強みだ。それらのシナジーが、新たな事業開発へつながることが多いという。

「6月には、働くママのためのプラットフォーム『MAMAPLA』を立ち上げました。ママと子供が楽しめる体験スポットの検索予約、毎日の暮らしで使えるアイテムの購入、さらにはママ同志のシェアリングエコノミーサービスへの展開など、あらゆるシーンでママたちの生活基盤となるプラットフォームを目指しています」(同)

 その他、大手出版社との協業アプリサービスやエンタメ領域でのスマホサービス、&AND HOSTELの多店舗展開など、さらに事業は加速。&AND HOSTELは今後、産学官連携を図り、これまでの宿泊施設の概念を超えたIoT実証実験ブランドとして成長させる構想だ。

■&AND HOSTEL
http://andhostel.jp

■MAMAPLA
http://mama-pla.jp