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宣伝効果は未知数! VRコンテンツに特化した広告ネットワーク「VRise Ad」が始動

August 31, 2016

 アメリカでInstagramを使ったフリマアプリ「10sec」を展開するなど、グローバルな活躍を見せていた注目の起業家、正田英之氏。その正田氏が、VR内動画広告ネットワーク「VRize」のサービスリリースを発表した。

 これは、VRコンテンツを制作する開発者が独自提供するSDKをアプリ内に組み入れることで動画広告のアドネットワーク化を可能にするプロダクトだ。すでに海外ではこうした動きが見受けられるが、国内では初の試みとして期待が高まっている。

 提供する広告は、360度動画を使った広告、VR空間に作られたバーチャルルーム内の巨大スクリーンに流れるテレビCMのような広告、そしてCGのオブジェクトをVR空間上で動かして表示する広告の3つ。

 正田氏はVRに注目した理由を「自分自身がユーザーとして楽しんだところから興味を持ち、ユーザーにまったく新しいリッチな体験を提供できるところに心惹かれた。そうした中で基礎技術の発展や大手プラットフォーマーの動向を探っているうちに、VRの将来性に確信を持ち、事業化を決めた」と語る。

 数あるVRのビジネスモデルの中から「動画広告ネットワーク」というアイデアを思いついたきっかけとは何だったのか。その答えとして正田氏は、VRデバイスが普及していない現状でコンテンツビジネスを展開するにはリスクが高く、普及とともに成長できる周辺ツール系でビジネスを検討した結果、「将来的に数百億円以上の市場規模が見込める」、「テクノロジーの知見を持つ自分たちの強みが活かせる」、「なにより自分たちが強い関心を持っている」という点を考慮したからだという。

 これから賑わいを見せるVR市場において、広告から足場を固めようとする「VRize」。その狙いの先にどんな未来が待っているだろうか。

■VRize
http://www.vrize.io/