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街のアナウンスをスマホで多言語化! ヤマハが提供する「おもてなしガイド」が浸透中

September 15, 2016

 日本の街を外国人の視点で歩いてみると、案内板や看板、音声アナウンスが日本語だらけで、思いのほか移動などが難儀だということに驚くだろう。空港や駅などの公共機関では、一応は外国語でも文字が表示されているし、音声アナウンスも日本語のあとに英語や中国語、韓国語で行われる場所もある。しかし、電車や飛行機の遅れなど、緊急時のアナウンスは日本語のみで流れる場合が多く、まだまだ外国人観光客にとって不便な面が多いのが現状だ。

 "音のユニバーサルデザイン化"というコンセプトで開発された「おもてなしガイド」は、日本語のアナウンスを多言語化してくれるシステムだ。アプリを開くだけで日本語音声のアナウンスを、日本語、英語、中国語、韓国語、タイ語、フランス語、スペイン語の8つの言語で表示してくれるという。

 さらには、インターネットに接続しなくても利用できる点もポイントが高いだろう。すなわち、機内モードにしているときも、電波の届かない場所であっても利用することができるのだ。また、外国人観光客だけではなく、聴覚障がい者にとっても便利だろう。

 現在、イオンモールから渋谷センター街、国際空港からアミューズメントパークまで、あらゆる施設や会場で実証実験が行われている。「DJポリス×おもてなしガイド」という試みも実施されており、お祭りなどの会場での警察官によるアナウンスが、8言語の文字で確認できるように。

 まさに「ほんやくコンニャク」のような同サービスは、インバウンドにおける問題を解決し、訪れた人々に日本の魅力を最大限に伝えていくに違いない。

■おもてなしガイド
http://omotenashiguide.jp/