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女子高生が新しい吸水性ポリマーを開発! アフリカの水不足解消に貢献

September 28, 2016

 干ばつの被害に遭うと農作物は育たず、農家は破産してしまうだろう。アフリカでの水不足は、農民の生活をかけた問題となっている。そんな農家を助けようと、南アフリカはヨハネスブルグの高校に通う16歳の生徒、キアラ・ニルギンさんが、水を長時間保存することが可能な合成ポリマー、Super Absorbent Polymer(SAP)を開発することに成功した。驚くことに、みかんの皮やアボカドの皮といった、廃棄物を使って作ることができるという。

 ほとんどお金がかからない上に環境にも優しいSAPは、重量比で言うと100倍もの水を保持することが可能だ。水をSAPに保持させた状態で使うことで、水の使用量自体を減らすことができるため、干ばつを防ぐための対策になると期待されているとのこと。
 
 16歳の女子高生が考えたこの素晴らしいアイデアは、Googleのサイエンスフェアコミュニティでインパクト賞を受賞。これによって、GoogleからSAPの研究開発を支援を受けることができ、実用化に向けた研究が進められるだろう。

 この若き科学者は、アフリカの干ばつを解決する方法を開発したほかにも、動物の乱獲を防止するためのアイデアも持っている。ハンターに狩られ、絶滅の危機に瀕している動物の皮を特殊な染料で染めると、商品としての価値が無くなる。それによって、これ以上狙われるリスクを減らせるのだそう。

 科学の力で、地球に起こっている問題を解決するという、救世士のような未来な科学者は、きっと人類にとって重要な活躍をしていくに違いない。

■Google Science Fair 2016
https://www.youtube.com/watch?v=fwRmICCVY_Q