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ベンチャーの雄がヤマトと提携! 独自の請求業務支援サービスをスタート

October 13, 2016

 スタートアップ企業と大企業の提携というトレンドが強まる昨今、高いニュース性を集めているのが、マネーフォワードとヤマト運輸による請求書業務支援サービスのローンチだ。

 ヤマト運輸は2012年から顧客向けに業務支援ポータルサイト「ヤマトビジネスメンバーズ」を提供している。送り状の発行や利用運賃履歴確認などの発送業務を支援する顧客向け情報サイトとして中小企業や個人事業主を中心に75万アカウントを持つサービスにまで成長した。今回の提携で誕生するのが、このヤマトビジネスメンバーズに新たに請求業務を支援するサービス「請求業務クラウドサポート」だ。

 このサービスは、見積書や納品書、請求書や領収書の発行などを無料で提供する。月額980円を支払う有料プランでは、さらにFAX送信や売上レポートなどの機能が利用できる。マネーフォワードは「MFクラウド請求書」のシステムを提供していて、これまでに要望の多かったFAX送信機能なども共同で開発したという。今でも物販の現場では請求書を手書きやExcelで作成してファクスで送受信するという非効率的な習慣を合理化するのが目的だ。

 ヤマト運輸はこれまでにもLINEで荷物問い合わせができるサービスや、メルカリでの発送サービス、DeNAと自動運転による次世代物流サービスの実験など、カスタマー向けにスタートアップ企業と提携することはあったが、今回のようにビジネス向けでは初めての試みとなる。

 請求書業務もITで統合された宅配事業者として同業他社と差別化を図ることで、積極的なマーケティングツールとしても利用できる「請求業務クラウドサポート」。

 宅配便市場を巡る覇権争いは、その果実として続々と便利なサービスを生み出してくれている。

■請求書業務支援サービス
http://www.kuronekoyamato.co.jp/campaign/seikyu_cloud/index.html