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Makuakeで資金2千万円以上を収集! あのBlincamがIndiegogoで海外展開へ<後編>

November 11, 2016

 日本発のクラウドファンディングMakuakeで出資金2千万円以上を集め、Indiegogoでもすでに目標金額3万ドル(約310万円)に近い資金を達成しているウェアラブルカメラ「Blincam」。
 
 そのBlincamを開発した株式会社blincamの代表である高瀬昇太さんは、もともと大手製薬メーカーのITシステムエンジニア。キャリアを積む中で社会人学校の大学院、Bond大学にてMBAを取得。経営に関する理論や知識、その活用を学び、その後、イベント「Startup Weekend Tokyo」に参加した経験が起業につながることになる。
 
「Startup Weekend Tokyoは週末の3日間を使って起業をしてしまおう、というもの。アイディアピッチ、チーム構成から商品開発、顧客開発などの一連作業をすべて週末で行い、最後の日曜日にデモを使ったピッチを行います。ここで学んだのは、とにかくアクションを取ること。理論云々や長いブレストはせず、アイディアを行動に移すことで実現させる。このイベントに参加し、大きな衝撃を受け、その後開催側として深く関わるようになります。MBAで培った理論・知識を、実際にアクションをとって活かしていく。実際に今のBlincamも、Startup Weekend TokyoのIoTの際に高瀬自身がピッチをしたアイディアなのです。最初はアイディアから始まり、それから人を集め、プロトタイプを作り今に至ります」。そう話すのは、株式会社blincamのマーケティング担当である相馬康子さん。

■"無駄でも面白ければいいじゃん"という文化が大切

 創業からわずか1年数カ月での海外進出は、まさに快進撃と言える。その背景にあるのは、スタッフ全員に浸透している"面白さ"へのあくなき探求心だという。

「Blincamはまだまだ会社として若いですが、みんなそれぞれが夢を持って集まっています。そして、Blincamのメンバーはかなり面白いことが好きなんです。楽しくないとつまらないし、"無駄でも面白ければいいじゃん"という文化があります。なぜなら面白いことは、無駄や余白から生まれると思うんです。人は誰しも、面白くて楽しいことが好きですよね。だから超効率的なことよりも、"無駄に見えても面白いことをしようよ"という文化は大事にしていきたいです」(同)

 次の一手への構想はすでにスタートしているようだ。

「今はどうしてもBlincamが注目されていますが、弊社ではこのBlincamから写真を受け取る側のアプリとクラウドの開発も始めています。Blincamだからこそ撮れた写真を、閲覧したり保存しておくのに相応しいものを提供していく予定です」(同)

■Blincam(Indiegogo)
https://www.indiegogo.com/projects/blincam-taking-a-picture-with-a-wink-camera-photo

■株式会社blincam
http://www.blincam.co