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立体視ディスプレイはここまで進化!! 裸眼で確認して触れるような操作も可能

January 4, 2017

 2016年は、Facebook傘下の企業Oculusの「Oculus Rift」、ソニー・コンピュータエンタテインメントの「PlayStation VR」、台湾のスマートフォンメーカー・HTCとValveによる「HTC Vive」といった高性能ヘッドマウント・ディスプレイが次々にリリースされた「VRゴーグル元年」というべき年だった。

 ここ数年、視覚分野の技術でVRゴーグルと並んで注目を集めていたのが「裸眼立体視ディスプレイ」だ。「空中結像技術を使った」と聞くと少々難解だが、アメリカの巨大野外フェスで亡くなったアーティストたちをいわゆる「ホログラム」によってステージに蘇らせた技術と言えば分かりやすいだろうか。

 先日に行われたアジア最大級規模を誇るIT技術の展示会「CEATEC JAPAN 2016」では、JTBプランニングネットワーク、パリティ・イノベーションズ、新光商事の各社が、「立体ディスプレイ」の展示を行って注目を集めた。

 なかでも話題となったのが新光商事の「AIPlay」だ。こちらはアスカネットが開発した空中結像技術「AIプレート」とNECソリューションイノベータのジェスチャー認識技術「フィンガージェスチャー」と組み合わせることで、浮き上がった画像に「触れて操作」をすることができる「空中操作ディスプレイ」というべきもの。

 これまでのタッチスクリーンによる端末の操作は、物理ディスプレーに触れるため衛生的な問題があり、病院や精密部品工場、さらには土木工事など手が汚れていて当たり前な現場での使用が難しかった。しかし物理的な接触なしに操作ができる「AIPlay」ならば、何の問題もない。もちろんアミューズメントやゲーム分野での活用にも期待できるだろう。今後、様々なシーンで当たり前のように目にすることが増えていきそうな新技術だ。

■新光商事「AIPlay」
http://www.shinko-sj.co.jp/business/aiplay.php