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野村HDが100億円規模の新会社を設立! 金融とITを融合したベンチャーに投資

January 11, 2017

 野村ホールディングスは、ITを活用した先進的な金融サービス「フィンテック」を手がけるベンチャー企業を育成するため、投融資を行う新会社の設立を検討していると発表した。設立時期は未定だが、100億円程度の出資を予定しているという。

 新会社は、証券ではなく持ち株会社の傘下に設立。証券サービスに限定せず、幅広いアイデアを募って新たなサービスを創出するのが狙いだ。また同時に、ベンチャー企業から斬新なアイデアを募集するウェブサイトも開設し、野村と協業する企業を募っていく。

 この発表をリリースした機関投資家向けの日本・アジア株フォーラムで、永井浩二グループCEOは、ベンチャー投融資の新会社などを通じ、技術革新の動向を把握する重要性を強調。同社の今後の課題として、機関投資家向けの説明ではこれまで取り上げることがほとんどなかった資産形成層の取り込みを最優先事項に挙げるなど、長期の累積型投資商品に力を注いでいくことを力説した。

 証券大手の顧客のほとんどは高齢者とされ、これから資産形成に励む若年層の取り込みが急務となっている。そうした環境下で今回の取り組みが吉と出るか凶と出るか、しばらく様子をうかがっていきたい。

■野村ホールディングス
http://www.nomura.com/jp/