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商店街の店主たちが起業? 岐阜の柳ヶ瀬で新たなビジネスモデルが誕生

January 16, 2017

 岐阜市の柳ケ瀬商店街にある建物を有効活用しようと、有志の商店主らが出資して「柳ケ瀬を楽しいまちにする株式会社」を設立する。まずは、空きテナントが多い商店街のアイコン的ビル「ロイヤルビル」のリノベーションから取り組み、新会社は商店主やまちづくりの専門家、岐阜大の准教授ら6人が役員を務める。

 代表を務める岡田さや加さんが、「商店街の再生には若い創業者を集めることが欠かせない。個人では難しいリノベーションを新会社でやっていきたい」と語るように、柳ケ瀬で創業したい人を後押しするため、ビル所有者から店舗スペースを一括で借り上げ、改装などで環境を整えた上で貸し出すことも計画。将来的には、柳ケ瀬のほかの遊休不動産の活用や、大型商業施設の跡地に広場をつくる構想も用意されているという。

 周辺では2年前から月1回、手作りの雑貨などを売る露店を集めた「サンデービルヂングマーケット」が開催され、参加者が週末限定でロイヤルビルに出店する試みも昨年11月からスタートしている。こうした活動が軌道に乗ってきたことを踏まえ、主に30代前後で創業を希望する女性たちを新会社を設立して支援した実績も後押しとなっている。

 これからの日本は少子高齢化による地方の過疎化は避けられない状況だ。地方自治体でもどんどん魅力的な取り組みを行い、地場のアピールをしていかなければ取り残されてしまうのは必然だろう。柳ケ瀬商店街の未来への一手は、他の地方を牽引するロールモデルになるかもしれない。

■柳ケ瀬商店街
http://www.geocities.jp/trois_voix/08yanana.htm