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「恵州・仲ガイ・ハイテク産業開発区」が世界の人材募集優遇策に3000万元を出資

February 8, 2017

 有能な起業家向けにビジネスアピールを展開してきた中国の「恵州・仲ガイ・ハイテク産業開発区」が、サポートサービスの範囲を大幅に拡大した。その目的は、もちろん、誘致した起業家の運営するハイテク企業の発展を促進させ、中国の科学と技術の成果実現の場所にするためだ。

 新しい政策では同産業開発区で事業を行う有望な起業家へのインセンティブとして革新的事業や新興企業、子会社の設営に利用可能な資金を増額。これまでにも過去3年間に2億元(約2900万米ドル)を特別人材基金として投資し、1200社以上の企業と4000人以上の起業家を財政的に支援してきたが、その結果、200億元(約29億米ドル)以上にのぼる経済成長に貢献した。

 今回のサポートサービスの範囲拡大について、「恵州・仲ガイ・ハイテク産業開発区」のセンター幹部は次のように語る。

「同区で事業をはじめる資格を認められた起業家は、起業準備金として100万元(約1万5000米ドル)を受け取ることができ、さらに20億元(約3000万米ドル)をベンチャー・キャピタルとして、また年間3000万元(約430万米ドル)を事業の継続支援として受けることができる。さらに新生新興産業の1つに認められた際は、総額1000万元(約150万米ドル)の戦略的新興産業開発基金へのアクセスも許される。そのうえ、起業家自身には月額1万元(約1500米ドル)までの生活補助費と50万元(約7万5000米ドル)までの住宅補助が受けられる」。

 これは世界的に見てもとんでもない優遇策で、中国がいかに本気かを伺うことができる。日本の長期低迷の原因は、少子高齢化による労働力の減少ではなく、イノベーションの枯渇だと言われている。日本も中国に負けないくらいの世界的起業家の誘致が急務なのかもしれない。

■Guangdong Innovation Technology Media Service Center
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