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スマホで愛車を簡単操作! これからの自動駐車は"ラジコン感覚"が主流に?

February 16, 2017

 カーオーディオやカーナビゲーションなどを展開するクラリオンが、日立オートモティブシステムズとともに、自動車の外からスマートフォンを使って駐車や車の入出庫を行うことが出来る「リモートパーキングシステム」を開発した。

 このシステムは、クラリオンのユーザーインターフェイス技術、画像認識技術、無線通信技術と、日立オートモティブシステムズの車両制御技術を融合させて開発したもの。スマートフォンの画面に車両周辺の映像と、車両の進行経路をリアルタイムに表示することで、ドライバーは常に車両周囲の状況を把握しつつ、車両を操作することが可能だという。

 とはいえ、大手メーカーの自動運転車にも自動駐車システムは付いている。なぜ今「リモートパーキングシステム」なのだろうか?担当者によれば、このシステムは、ドライバーが乗車した状態で駐車を行う既存システムのユーザーからの「狭い駐車場では人の出入りができない」「入るときもドアがあけられない」という声に答える形で開発されたのだとか。なるほど確かに車外からの遠隔操作ならば、狭いスペースで駐車・出庫が出来るのは間違いない。また狭い車庫での乗り降りや旅行カバンなど大きな荷物の出し入れ、さらにはベビーカーや車いすなどの積み下ろしと言ったシーンでも活躍してくれそうだ。

 同システムのスマートフォンアプリには、買い物帰りなどユーザーが荷物を持っているシチュエーションを想定し、勝手で操作できるようにするなど、スマートフォンアプリにも様々な配慮がなされているのだとか。自動駐車の新たな潮流となりそうな車外からのコントロールシステム。狭い日本の住宅〜道路事情にはうってつけの発明といえるだろう。

 なお日立とクラリオンの両者は、自動車メーカーなどへの提案を通じて、同システムの早期実用化を目指していくとのこと。

■スマートフォンを用いて車外から自動車の駐車を自動で行うリモートパーキングシステムを開発
http://www.clarion.com/jp/ja/corp/information/news-release/2016/1222-1/index.html