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ついに日経でAI記者が始動! 1日30本の決算サマリーを量産中

March 3, 2017

 ついにロボット記者が本格的に活躍する時代がやってきた。日本の経済界を情報により牽引してきた日本経済新聞社が、人工知能(AI)を利用した『決算サマリー』サービスを開始したからだ。

 本サービスの報道対象となるのは、上場企業約3,600社。ホームページなどの開示情報サイトで決算を公表後、わずか数分で売上高や利益などのデータとともにその原因や背景などをサマライズして配信する。そのプロセスに人間の手はまったく関与しないからおどろきだ。

 この記事が掲載されるのは、『日本経済新聞 電子版』と会員制の情報サービスとして展開される『日経テレコン』。しばらくはβ版という位置づけでノウハウを蓄積し、いずれ本格的にサービス展開していくという。

 日本経済新聞社でデジタル事業を担当する常務取締役の平田喜裕氏は「今回のAIを使った記事の自動生成はもちろん、自動翻訳や膨大な過去記事を利用したテキストマイニングやデータマイニング(それにAIを利用し、未来予測するというもの)など、新規ビジネスも考えている」とこれからの展開を語る。

 日本経済新聞社は創刊140年を超える新聞社だが、『日本経済新聞 電子版』の創刊やイギリスのフィナンシャル・タイムズ社の買収など、時代に合わせて変化を続けている。最先端のデジタルテクノロジーを自ら開発し、駆使するメディア企業を目指しているのがそのメディアポリシーといえるだろう。

 今後は表示の仕方やAIの性能などを適宜見直し、向上させていくとのことなので、さらなる飛躍を期待したい。

■完全自動決算サマリー by NIKKEI
http://pr.nikkei.com/qreports-ai/