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ユーザー目線で使い勝手が進化! 芋づる式ブラウザ「Smooz(スムーズ)」とは<後編>

March 8, 2017

 昨年9月のローンチ後、大きな話題を呼んだiPhone・iPadi向けのモバイルウェブブラウザ「Smooz(スムーズ)」。考え抜かれたタブ操作、人工知能を活用した検索単語予測、スマートブックマークが特徴で、ユーザーが能動的に情報を検索したり入力したりしなくても、求める情報や興味を持ちそうなコンテンツにユーザーを誘導してくれる。

 開発を手掛けるアスツール株式会社は、"人間の能力を拡張する未来(アス)の道具(ツール)を創る"というビジョンのもと16年3月に設立。代表取締役の加藤雄一さんは、ソニー・モバイルでスマートフォンのハードウェア・ソフトウェアを横断したUXデザインや商品企画に従事したのち、楽天でViberのプロダクトマネージャーを務めるなど、一貫してモバイル領域のプロダクト開発に携わってきた。また、個人で開発したテニススコアリングアプリ『TennisCore』が、15年のBest of Apple Watchアプリに選ばれるなど個人開発者でもある。

「スマートフォンは、今や肌身離さず持ち歩く自分の分身とも言うべきアイテム。このスマホ上で、世界中で使われるサービスを作ることで、人間の能力を拡張していきたいと考えています」(加藤さん)

■ほぼ毎週新バージョンをリリース

 ユーザーフィードバックをもとにした、超高速アプリ改善プロセスが強みだと話す加藤さん。アプリ内に設置された問い合わせフォームは、加藤さんと直接つながるチャットシステムで、この対応はトッププライオリティの仕事。開発の手を止めてユーザーサポートにあたるという。

「ユーザーサポートでは、ユーザーが抱えている問題を解決することはもちろん、なぜその問題が起きてしまったのかの原因究明、改善策の相談など、将来のプロダクト改善のための種になるような情報が潜んでいます。通常の大企業では、いかに早く効率的にサポートを切り上げるか、という観点でユーザーサポートが行われますが、当社では、いかにユーザーさんと長く会話を続け、いかに多くの情報を得ることができるか、という観点でオペレーションをしています。ときには、改善策のデザインモックまで作り、それをユーザーさんに送って、意見を聞いたりもしています。そしてそれをもとに、継続的なアプリの改善をしており、ほぼ毎週新バージョンをリリースしています。アプリの初回リリースは昨年の9月ですが、すでに約20回に及ぶアップデートを重ねています。昨年末にAppleさんから『Best of 2016ベストアプリ』に選んでいただいたり、アプリのレビュー評価点が非常に高いのも、このたゆまぬ改善を実を結んだ結果だと自負しております」(同)

 今後は、タブの数が一定以上に増えたら古くて不要なタブを自動的に整理していくような機能や、Androidアプリのリリースも計画中とのこと。徹底したユーザーフィードバックを武器に、未来を切り開くプロダクトを手掛けるアスツールにこれからも注目したい。

■Smooz(スムーズ)
http://smoozapp.com

■アスツール株式会社
http://astool.co.jp

■前編はこちら
http://rn2btt.radionikkei.jp/topics/001965.html