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AI搭載のアンドロイドをアイドル育成! 「ニコニコ生放送」とPARCOの新しい挑戦

March 10, 2017

 大阪大学大学院基礎工学研究科でシステム創成専攻知能ロボットを探求する石黒研究室と、動画サービス「niconico」を運営するドワンゴ、ファッションビル「PARCO」を運営するパルコは、自律的に対話や学習ができる人工知能(AI)を搭載した女性型アンドロイド「U」を、ネットユーザーとともにアイドルとして育成するプロジェクトを発表した。

 Uは、ニコニコ生放送に生主として出演し、言葉やコミュニケーションを学習。パルコの店舗で接客などを行う。プロジェクトを通じ、アンドロイドのアイドル「アンドロイドル」が社会で受けいれられるかを検証する。

 Uは、目や口がなめらかに動き、音声で発話できる女性型アンドロイドで、22歳という設定。頭脳は「ラップトップのWindows PC 1~2台」(石黒教授)でできており、遠隔操作と自律制御で会話する。

「アイドルは、人間よりアンドロイドの方が適しているのかもしれない。いつも笑顔で疲れないし、トイレにも行かない」――アンドロイド研究の第一人者として知られる、大阪大学の石黒浩教授はこのように語る。

「ロボットと未来社会を作りたい。対話型ロボットの技術で世界を変えていきたい。対話型ロボットは社会の中で人と関わり合って成長していく、研究室の中だけでは成長できない」として、それが今回のプロジェクトをじゃはじめるきっかけになった」とも話してくれた。

 たしかに3社の協力はアンドロイドのアイドルの育成には最適な組み合わせといえる。未来のエンターメントのあり方のひとつを提示してくれるかもしれない。

■Uの部屋
http://ch.nicovideo.jp/geminoidu