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車体に負けずAIで進化中!! Goodyearが球型タイヤで革命を起こす?

March 30, 2017

 昨年、40年に渡る長期連載に幕を下ろした秋本治の人気コミック『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は、様々な未来を予見した先見性あふれる作品だった。自動掃除機や課金ゲームなど、例を上げれば枚挙にいとまがないが、中でも自動車にまつわる「予言」は数多い。そのひとつが最近注目を集めている球形のタイヤだ。

 大手タイヤメーカーのGoodyearは、昨年スイスで開催された「ジュネーブ・モーターショー」にて、球形タイヤのコンセプトモデル「Eagle 360」を発表し、来場者を驚かせた。磁気浮上サスペンションによって車体と連結されるこのタイヤは、球形であるためにあらゆる方向に動くことが出来るというものだ。

 その発展系であり、近日発表される予定の「Eagle 360 Urban」には、なんとセンサーが搭載されており、AIが路面状況などを判断して「トレッド」(=タイヤの接地面)の形状を最適化してくれるという。さらにパンクを検知し、ダメージ箇所を使用せずに走行しつつ、内部から応急処置まで行ってくれると言うから驚きだ。

 いまだ開発中とは言え、世界最大級のタイヤメーカーとして知られるGoodyearが、この力の入れようである。もしかすると、近いうちに実用化されるなんてこともあるのかもしれない。そうなれば「球形タイヤによって縦列駐車が容易になる」とした『こち亀』の予言はまたしても的中することになるわけだ。

■The Goodyear Eagle-360 concept tire(動画)
https://www.youtube.com/watch?v=oSFYwDDVgac