TOPICS

Amazon創業者のロケット会社が本格始動? フランスで最初の顧客を獲得!

April 3, 2017

 アメリカの航空宇宙企業Blue Originは、ワシントンDCで開かれた「Satellite 2017」会議で、同社のロケット「ニューグレン」の詳細を明らかにするとともに、そのオペレーションに関し、フランスのEutelsatと初めて契約を交わしたことを発表した。

 両社の合意内容は、2021-2022年をめどに、ニューグレンを使ってEutelsatの人工衛星を打ち上げることだ。打ち上げには、フロリダにあるNASAのケネディ宇宙センターを使用する。

 ニューグレンは2段式大型ロケットで、オプションとして3段式に改良できるよう設計されている。1段目のブースターが再利用できることが最大の特徴となっている。2020年までの初飛行を目指して現在開発中だ。

 ニューグレンの商業利用契約は今回がはじめて。この点について、Blue Originの設立者かつ資金提供者で、AmazonのCEOでもあるジェフ・ベゾス氏は「最初のパートナーとしては申し分ない。助けてもらうこともあるだろう」と語っている。

 またEutelsatのCEOロドルフ・ベルマー氏は、Blue Originの社風とテクノロジーは「われわれがパートナー企業に求めるものに合致している」と期待を表明している。

 Eutelsatはフランスに本社を置く人工衛星運営のリーディングカンパニー。40ほどの人工衛星を持ち、ヨーロッパとその周辺地域に放送・通信サービスを提供している。

 両社はともに、長期的な戦略として、ロケット打ち上げ費用のコストダウンを追求していくと語っている。

■Eutelsat
http://www.eutelsat.com/en/home.html