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物流業界に革命!ニトリが導入したロボット「Butler(バトラー)」の実力が凄い

April 24, 2017

 GROUND株式会社は、インドのロボットベンチャーGreyOrange社が開発する物流ロボット「Butler」を日本市場で販売。ニトリホールディングスも、2017年10月頃から子会社のホームロジスティクスが運営する西日本通販発送センターにおいて、Butlerを80台導入する予定だ。

 人手不足が懸念されている日本の物流業界に変革をもたらすButlerについて、GROUNDの代表取締役社長である宮田啓友さんに話を伺った。

「昨今、メディアでも報道されている通り、人手不足は日本の物流現場において深刻な問題です。また、日本の物流は効率化が非常に遅れており、テクノロジーの力で変革していきたいという思いで取り組んでいます」(宮田さん)

 Butlerは、ただ倉庫内で在庫を運ぶだけのロボットではない。通常の物流倉庫では、作業者がリストに従って出荷する商品が保管されている棚まで歩いて取りに行くが、Butlerは商品が収められた棚を注文ごとに作業者の元まで運んでくれるという。

「Butlerが作業者の元に出荷する商品が入った棚を運んでくるため、作業者は広い倉庫内を歩き回る必要がなく、より少ない人数での作業が可能になります。またButlerは、出荷のデータをリアルタイムで分析し、出荷頻度の高い商品が入った棚は作業者の近くに、頻度が低い棚は遠くに配置していきます。Butlerが自身で判断することで、どんどん効率的な物流センターとなっていきます」(同)

■物流業界を知的産業に発展させる

 宮田さんはアスクル株式会社や楽天株式会社で物流部門の責任者を歴任した後、GROUND株式会社を2015年に設立。国内外から新しいテクノロジーを持ち込み、あるいは自ら開発することで、労働集約産業の代表格である物流業界を知的産業に発展させるための架け橋となることを目指しているという。

「物流業界での経験豊富なメンバーが揃っているのが弊社の強みです。また、年齢や性別、国籍、社歴、役職、雇用形態などに関わらずお互いを尊重し合う、自由で風通しの良い組織です。国内外のパートナーとの協働作業も多いため、オフィスでは英語や中国語が飛び交っています」(同)

 今後はButlerの販売・導入だけではなく、ハードウェア/ソフトウェアを組み合わせた物流センター全体の効率化を目指していくという。さらに、3月17日に大和ハウス工業株式会社と業務提携契約を締結。次世代型物流センター(Intelligent Logistics Center)の共同開発を行っていく。

「ILCは、人を中心とした既存の物流オペレーションを前提とする物流センターのあり方を全面的に見直し、物流ロボットが常設され、人工知能(AI)が物流オペレーションを最適にコントロールする、既存のものとはまったく異なるコンセプトの物流センターとなる予定です」(同)

■Butler
http://www.groundinc.co.jp/solution/butler.html

■Butler紹介動画
https://youtu.be/l446cwpqADs

■GROUND Inc.
http://www.groundinc.co.jp