TOPICS

世界の食料問題と本気で向き合う! プラットホーム「Chowberry」に期待

May 10, 2017

 国際連合食糧農業機関が発表したデータによると、サハラ砂漠以南のアフリカ地域では、約2億3300万人もが飢餓や栄養失調に苦しんでいるという。

 なかでも、1日1.25ドル(約138円)未満で生活する人口の割合が54.4%にのぼるナイジェリアでは、1300万人もの人々が、慢性的な飢餓状態にある低所得食糧不足国だ。

 そんなナイジェリアに余剰食料を届けたいと、ナイジェリア出身のソフトウェアエンジニアであるオスカー・エクポニモ氏は、ナイジェリア南西端のラゴスのスーパーや食材店の余剰食料と非営利団体やチャリティをつなぐウェブプラットフォーム「Chowberry」を開設した。

「Chowberry」に会員登録すると、提携するスーパーや食材店にある消費期限間近の食品をデータベースで検索し、注文できる仕組み。オンラインで決済されると、SMSを通じてコードが配信され、店頭でこのコードを提示して商品を引き取る流れで、非営利団体やチャリティを通じて食料を必要とする人々に届けられる。

 食料廃棄量を削減し、余剰食料を生活困窮者に届けるプラットフォームとしては、ニューヨークの「Transfernation」やアイルランドの「FoodCloud」などが有名だが、より多くの人々が飢餓で苦しむ発展途上国に導入している点で「Chowberry」はわかりやすい解決方法なのが魅力だ。

■Chowberry
http://chowberry.com/