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複雑な睡眠データを可視化! 睡眠障害用AI診断プラットフォームが登場

July 7, 2017

 近年、病気を判定したり、有効な薬を選んでくれるAIが次々と登場している。そうした流れのなか、フランスでは勢いにのる医療系のスタートアップ、リズムを中心に神経科学領域のエキスパート集団のもと、世界初の睡眠障害用AI診断プラットフォーム「Morpheo」を開発する大規模プロジェクトが進行中だ。

 リズムはすでに睡眠の質を上げるアプリ「Dreem」を開発した実績があり、睡眠分野のパイオニアともいえる存在感を発揮している。そうした背景から、フランス政府や投資銀行より資金を調達し、エコール・ポリテクニークやパリ第5大学の研究者らと共同で今回のMorpheoを完成させた。

 Morpheoは大容量の睡眠データをもとにしたAIティーチングモデルを採用し、睡眠時の生理現象を自動的に解析しながら、睡眠障害および関連の病気を特徴づけるパターンを識別するのが特徴。

 従来の睡眠ポリグラフ検査を併用することで、画像を可視化し、無呼吸状態を自動的に検出することが可能にした。さらに、複雑な睡眠データが可視化されるようになっており、睡眠障害の診断に重宝するのが最大の特徴だ。

 将来的には睡眠ポリグラフ検査からウェアラブルデバイスまで、ありとあらゆる検査機器と連動させ、睡眠障害以外の病気の診断・研究への応用を検討しているというMorpheo。

 これからの時代に必要とされる「未病医療」の先駆けとして未来の医療業界を牽引していってくれるに違いない。

■Morpheo
http://morpheo.co/