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海洋上のCO2を大幅に削減可能? 電動無人貨物船がノルウェーで就航予定

July 25, 2017

 地球環境への負荷を減らそうと、二酸化炭素をまったく出さない電気自動車に代表される電動モービルが次世代の交通手段として大きな注目を集めているのは周知の事実だ。

 そうしたなか、海洋上でも二酸化炭素ゼロを目指し、世界初の電動無人貨物船がノルウェーで就航することに大きな注目が集まっている。環境に優しいだけでなく、なんとこの無人で自動航行するということにも驚きだ。

 このプロジェクトを推進するのは、ノルウェーの肥料メーカーのYARAと、工業グループのKongsberg Gruppen。世界初の電動無人貨物船「YARA Birkeland」を建造し、2018年後半にも就航させる見込みだ。YARA Birkelandが年間に運ぶ量は、ディーゼルトラックによる輸送4万回分に相当するが、二酸化炭素の排出量は年間で678トン削減できるようになるという。

 また、運航に加え、ゆくゆくは貨物の積み下ろしも完全自動にする見込みとのこと。温暖化対策では、アメリカがパリ協定脱退を表明したニュースが記憶に新しいが、こうした民間企業による取り組みが国という枠組みを超えて出現することを期待したい。

■YARA
http://yara.com/media/stories/yara_birkeland_vessel_zero_emission.aspx