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アフリカで日本のベンチャーが挑戦!! FinTechで銀行設立を目指す

September 11, 2017

 アフリカのモザンビークの農村で、電子マネーの普及と新銀行の設立に挑戦する日本企業があるのをご存知だろうか? その名は、日本植物燃料。

 もともとはヤトロファという植物を生産し、その種からバイオ燃料を精製して供給する事業に取り組んでいたが、「モンザンピークでも事業展開を!」と乗り込んだ矢先に直面した現地の人たちの民度の低さがこの挑戦のきっかけになっている。

 当初は苗や農具を配って、種子を買い取ることで現地の人たちに現金収入を得てもらおうと考えていたが、実際にビジネスを回しはじめると、売上金額が合わないという現実に直面してしまう。

 そこで導入したのが電子マネーだった。彼らがヤトロファの種子を売ると電子マネーがチャージされる仕組みを取り入れることで、誤差は1%程度に収まるようになったという。

 さらに日本植物燃料の感心すべき点は、ここから新銀行設立を視野に入れているところにある。電子マネーの普及により預金にニーズが生まれたことで、新しい金融のルールをつくろうというのがその狙いだ。

 日本ではどうしてもレガシー企業としてとらえてしまう銀行も、国が変われば転機へとつながるところがスタートアップの面白い点だ。日本植物燃料の純粋たる野望がモザンビークを、そしてアフリカ全土の金融システムを様変わりさせてくれる日が訪れるかもしれない。

■日本植物燃料
http://www.nbf-web.com/japanese/