TOPICS

これが未来の楽器? センサーと形状記憶合金でピアノの質感を再現するコントローラー

September 20, 2017

MIDIキーボードコントローラー「mPIANO」がKickstarterにて出資を募っている。

 mPIANOの鍵盤下には指の位置と動きを認識するセンサー(静電容量式タッチセンサー)が配置されており、微細なタッチの違いをMIDI音の強弱として表現できる。

 また、各鍵盤の下には形状記憶合金を用いたバネが搭載され、鍵盤を押す強弱に関わらず、鍵盤タッチの一定の重さ(反発力)を表現することにも成功している。加えて、光検出を用いた鍵盤押下検知メカニズムも搭載されており、光センサーにより反射光を検出することで、打鍵のわずかなタッチの違いを検出できる。

「デザイン当初に候補にあがった、最もシンプルなものを採用した」という本体デザインは、ドイツにて開催された製品デザインのコンベンション「red dot award 2016」でも表彰されている。

 対応デバイスはiPADのみ(iOS9.0以降に対応)で、接続にはBLE4.1を用いる。MIDIのOUT端子としてUSB(USB2.0)が用意されており、対応電圧は110~230Vだ。

 サイズは1430×673×762mm、重量は60kg。鍵盤数は88鍵で、Kickstarterでの価格は35%オフとなる8000ユーロ(約104万1800円)だ。スタンドも付属する他、早期出荷版にはシリアルナンバーが記載される。

 また、同製品は一風変わった支援方法を提供している。その一つが、キーボーディストとしてメタルバンド・ドリームシアターに在籍しているジョーダン・ルーデスと、Skypeで会話できる権利(250ユーロ)だ。この他、愛知県(豊田市民文化会館)で9月9日に開催される、ドリームシアターのライブ前売りチケット(300ユーロ)なども提供している。本体カラーはブラック、パープル、ホワイトの3色に加え、ジョーダン・ルーデスがデザインした特別バージョン(8500ユーロ)も用意されている。

 同製品は64万ユーロの目標額を掲げており、製品の出荷は2018年3月の予定だ。

■Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/rsl/mpiano-open-up-a-new-dimension-of-music