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二次元から三次元に! 画像を物体にするAIが幻影的な3Dコンテンツを作る

September 21, 2017

 パデュー大学機械工学の研究室は、AI(人工知能)を用いて2D画像を3Dモデルに変換するプロセスを開発した。

 この3Dモデル生成技術には、同研究室が独自に開発したAI「Surfnet」が用いられている。Surfnetは機械学習と深層学習(ディープラーニング)技術の応用により、抽象的な概念をそのまま学習可能な点が特徴だ。

 例えば、数十万枚の「車のような」形の2D画像データを読み込ませることにより、システムは高精細な車の3Dモデルを出力できるだけでなく、これまで全く目にしたことのないような形の3Dモデルも生成できる。

 また、別角度から撮影した2つの画像データを読み込ませるだけで、両画像の3次元的情報を補完し、3Dモデルを作成することも可能だという。

 3D形状の予測方式として、XYZ座標をパラメータとして指定する方式を採用している。これはカメラやスキャナーで用いられるような、色の三原色(RGB)を使用してカラー画像を作成する方法(RGBカラーモデル)とよく似ており、ピクセル(ボクセル)を使用する現在の3次元深層学習方法よりも、より高精度なモデル生成が可能だという。

 3Dモデルの生成技術は、自動運転における物体認識技術に応用でき、加えて将来的にはVR (バーチャルリアリティー)/AR(拡張現実)向けの3D情報自動生成にも役立てられるという。

 同大学の機械工学教授であるKarthik Ramani氏は、「まもなく、人間は現実と仮想現実との区別ができない段階に入るだろう」と、VR/AR技術の進歩を予言している。

■purdue Univ.
https://www.purdue.edu/newsroom/releases/2017/Q3/new-ai-technique-creates-3-d-shapes-from-2-d-images.html