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宇宙ステーションが身近に! 人間も搭乗できる無人物資補給機がテストに成功

September 25, 2017

 8月30日、SNC(シエラ・ネヴァダ社)は自社が開発/所有する物資補給機「ドリーム・チェイサー」の模擬飛行テストが成功に終わった、とHPにて発表した。

 ドリーム・チェイサーは、国際宇宙ステーション(ISS)への物資補給、および滑走路着陸が可能な商業用リフトボディ車だ。打ち上げ後は、ケネディ宇宙センターのスペースシャトル施設に着陸する予定だという。

 テストはアームストロング飛行研究センター(カリフォルニア州エドワーズ)にて実施されたが、大型の輸送用ヘリコプター(チヌーク 234UT)によって、自由飛行/滑空帰還時と同程度の高度まで機体を吊り上げ、高度計や空調関連など、システム全体のパフォーマンスのチェックやデータ収集するという。

 テストは年内にもう一回予定されており、今回のテスト結果が次回の実験機にフィードバックされる。このテストをクリアすれば、今年後半に予定されている自由飛行テストに進む予定だ。

 SNCによると、こうしたテストは国際宇宙ステーション(ISS)へのNASAの補給物資輸送計画(CRS2)、および乗組員輸送プログラム(CCP)におけるテストのフェーズ2にあたる。現在は試験機でのテスト段階で、これらのテスト結果をもとに、CRS2用の次世代機体を開発するとしている。

 フライト計画の責任者であるLee "Bru" Archambault氏は「テストの結果には非常に満足しており、テストの次ステップに向けて有益なデータも取得できた」とコメントしている。

■SNC
https://www.sncorp.com/press-releases/snc-dc-captive-carry-test-success/