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城南信用金庫が創業支援オフィスを開設! 町工場との連携も後押し予定

September 28, 2017

 中小企業の健全な育成発展を経営理念に掲げる城南信用金庫が、東京都大田区にベンチャー企業が低料金で利用できる創業支援オフィスを開設すると発表した。

 開設は2018年4月を予定しており、東急池上線の蓮沼駅に近い蓮沼支店にオフィスを設ける予定だ。オフィスの仮称は「大田インキュベーションセンター」で、蓮沼支店の敷地内に建つ遊休ビルの3階を改装し、通信インフラを整えて利用するとのこと。10社程度が入居でき、都内や神奈川県内の営業エリアを中心にベンチャー企業を誘致する方針となっている。

 このオフィスでは支店職員が事業資金の融資相談や経営全般に関するアドバイスに随時対応し、創業したばかりのベンチャー企業の事業拡大や、大田区内の町工場との連携の後押しをする。

 さらに品川区の本店にある経営相談拠点「城南なんでも相談プラザ」の担当者も加わり販路拡大や税務、海外進出、創業期の問題点の手助けをするとのこと。 また、経理に関する困りごとには城南信用金庫の業務提携先であるクラウド会計ソフトを手掛けるfreeeを紹介するほか、羽田空港の沖合展開の跡地で大田区が進める開発プロジェクトとの連携、先端産業の研究開発拠点やベンチャーラボを誘致し協業も模索している。

 オフィスの入居は最大3年間。賃料は相場より低価格設定するとのこと。大田区は城南信用金庫にとって創業の地だ。今年6月に就任した渡辺泰志理事長は「私どもの基盤の地であり、ものづくり産業が集積する大田区に創業支援オフィスを設けたい」とコメントしている。

 地域経済の活性化として大きな足がかりとなるか、創業支援オフィスの今後の展開に注目が集まる。

■城南信金 大田区に創業支援オフィス
https://www.nikkei.com/article/DGXLZO19970260U7A810C1L83000/

■城南信用金庫
http://www.jsbank.co.jp/