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Googleの元スタッフが開発! 日用品を扱った大型自動販売機がコンビニの脅威に?

October 12, 2017

 昭和生まれならば、一度は水田や葉焼けに併設された野菜の無人販売所を見かけた事があるはずだ。大抵は木製の簡素な吹きさらしの小屋で、覗いてみると「その値段でいいの?」と言いたくなる新鮮な野菜、その横には料金を入れる箱が置いてある、昔懐かしいアレだ。

 今でも地方には存在し続けている野菜の無人販売所だが、とりわけ都市部では見かけることが少なくなった。もちろん農業を営む人々の数が減っているということもあるだろうが、やはり防犯対策ゼロの性善説的な販売法が時代にフィットしなくなっているという側面も大きいと言えるだろう。

 そんな無人販売所の世界に大きな変化が訪れていることをご存知だろうか。すでに中国では繽果盒子(Bingo Box)や阿里巴巴(アリババ)などが手がける「無人スーパー」が話題となっているほか、スェーデンのスタートアップWheelys社は自動運転テクノロジーを応用した完全自律型のコンビニ「MOBY MART」を開発している。

 この無人スーパー市場に新たに参入しようとしているのが、元グーグル従業員の2人が立ち上げたスタートアップ「Bodega」だ。

 同社が開発したのは幅150センチほどのスマートショーケース。扱うのは昨今注目を集めている他の無人販売所と同様にユーザーはスマートフォンを使ってロック解除して、ケースを開き、商品を選んでクレジットカードで決済するというシステムだ。

 小型であることから、低コストかつ隙間スペースに設置できるのが強みだが、その反面ロック解除されている状態なら、ユーザー以外が商品を持ち去ることが出来てしまうのではとの指摘もある。こうした問題をどのようにカバーしていくかも、今後の課題となりそうだ。

 どのようなスタイルがスタンダードとなっていくか、まだまだ見えてこないスマート無人販売所の世界だが、この先ポピュラーになっていくことは間違いない。何はともあれ、まずは実際に使ってみたい。

 なおBodegaは、西海岸50ヶ所に新たな無人販売所を開設し、2018年内に全米数千ヶ所まで広げる予定とのこと。日本に上陸する日もそう遠くはなさそうだ。

◼Bodega
https://www.bodega.ai