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ディズニーも開発に参加! プロモ効果も絶大なバルーン型ドローンが話題

October 19, 2017

 アメリカのウォルトディズニー社も開発に参加した、バルーン型ドローン「Aerotain」が話題を集めている。

 バルーンの直径は3mで、浮力としてヘリウムを使用し、4つのモーターによって姿勢制御や回転を行う。現在の方位などはコンピュータによって管理されており、指示した場所に向かって正確に飛行できるため、基本的には環境に左右されず利用可能だとしている。飛行メカニズムとしては、ドローンよりもむしろ飛行船に近いといえるだろう。

 オプションとしてバルーン内部にプロジェクターを搭載し、バルーン表面に動画や広告などを表示できる。さらにカメラを搭載することで、来場者や観客の様子をHD画質のライブストリーミングとして空撮することも可能だ。

 風によって動作に大きく影響を受けるため、最大高度は20〜30mの範囲内に留まる。最高移動速度は時速約15〜20キロとしている。1回の充電で、約2時間の連続飛行が可能だ。

 開発元は企業のイベント/カンファレンスのブース出展や、スポーツイベントなど各種イベントでの利用が可能だとしており、イベント参加者に対しての視覚的なアピール効果がある一方、主催者側にとってはブランド認知度の向上に役立てられるとしている。

 また、利用時の安全性も大きな利点のひとつだ。ドローンと異なりプロペラが外部に露出していないので、飛行中にユーザーが触れることも問題ないという。さらに、万が一ドローンが動作を停止した場合も、基本的にはヘリウムガスの詰まったバルーンに過ぎないため、そのままバルーンとして遊ぶことも可能だとか。

 Aerotainは、スイスのスタートアップ企業であるAerotain AG(2015年9月設立)が開発。チューリヒに本拠地を置くディズニーの研究部門も開発に参画しており、2016年にハノーバー(ドイツ)で開催されたCeBIT2016へも出展を果たしている。

■Aerotain
http://www.aerotain.com/