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オーナーとのやりとりを"学習"! 12年振りに復活した「aibo」に注目

November 3, 2017

「aibo(アイボ)」といえば、1999年にソニーが発売した家庭用犬型ロボットだが、2006年には生産が打ち切りに。そんなaiboが復活することとなった。

 ソニー(港区)は11月1日、新型aiboを発表。発表会には平井一夫社長が登壇し、新たに開発した犬型ロボットについて説明を行った。

 新型aiboの最大の特徴は、AI技術が進化した点。オーナーからの呼び掛けを待つだけでなく、自ら動くことができる。やさしい声を掛けたり、微笑み掛けたり、背中や頭をなでたりすることで、オーナーが「喜んでいる」ということを学ぶのだそう。周囲の環境に応じた行動もとれるようになった。

 本体のAIに加え、クラウド上のAIを同期させる形で併用していく新型aibo。本体がオーナーとのやりとりをデータ化して集め、クラウド上に蓄積することでaibo本体の振る舞いを変化させていくという仕組みだ。

 2つの魚眼カメラ、人感センサー、頭・あご・腰のタッチセンサー、足裏の肉球センサー、照度センサーなど数多くのセンサーも搭載。鼻先に搭載したカメラでは、写真が撮れるだけでなくオーナーの顔や周囲の環境を把握する。

 丸みを帯びた親近感のあるルックスにも注目だ。先代のaiboと比べるとシームレスなデザインを施し、躍動感のある多彩な動きと小気味よい反応も可愛らしく、周りの視線を惹きつけるものに仕上がっている。

 平井社長は発表会で「人と心がつながり、育てる喜びのある愛情の対象となるロボットだ」とaiboを紹介した。また、「AIとロボティクスの技術の出口について、家庭の生活を便利に楽しくするだけでなく、製造や物流など、広範な領域への展開を図っており、そのための技術や人材に投資してきた」と開発の裏側についても語った。

 日進月歩のロボット業界。そんななかで今回復活を遂げたaiboはどのような存在になるのか、今後も目を離さずにはいられない。発売は来年1月11日。価格は19万8000円。

■aibo
http://aibo.sony.jp