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即戦力のビジネス書! 『広島カープの「勝ちグセ」戦略』は強い組織作りに必読

November 13, 2017

 今年のペナントレースを独走状態で優勝した広島カープ。プロ野球12球団の中で唯一、親会社が存在しない市民球団であるカーブが、なぜ豊富な資金力を有する他球団を圧倒する存在になったのか。 『広島カープの「勝ちグセ」戦略』は、プロ野球チームであるカープの経営力や組織力に焦点を当てたビジネス書だ。そこでは域密着型企業が勝ち残るためのビジネスモデルが徹底分析されている。

 本書を執筆した桝本誠二さんは、その理由をこう語る。「もちろん広島カープのファンというのもありますが、実はカープは1975年のリーグ初優勝の時から40年以上も黒字経営を続けているんですよ。赤字で球団の売却も珍しくない今の時代において、これは凄いことですよ。そこで調べてみるとカープには独自の経営戦略がありました。それをぜひ中小企業の経営者の皆様に知ってもらいたかったんです」。

 実際に本書には、伝統、顧客獲得、独自の発想、販促システム、組織風土という5つのキーワードで企業や組織を救済する方法が書かれている。しかも昨年の売り上げは182億円という驚異的な数字を叩き出し、現在も売上高、観客動員数、ともに球団史上最高記録を更新しているカープだからこそ、抜群の説得力が伴う。

「カープならではの斬新なアイデアや、独自の発想を生かしたビジネスを参考にしてほしいですね。部下と上司の良好な関係を作って、"広島カープは家族"みたいな、強固で風通しがよい組織力を築いてください。地域密着型のカープ流のビジネスモデルを応用すれば、中小規模の地方企業でも大手企業に勝てると思いますよ。カープの勝率がそれを証明しています。とくに在京球団には強いですから(笑)」(桝本さん)

 現在の日本が抱える課題のひとつ、地方創生や地域活性化は、こうした書籍にヒントが隠されているのかもしれない。地方の中小企業の経営者や、ジャイアントキリングを狙うスタートアップ企業も参考にすべき一冊だ。

■ぶんか社 広島カープの「勝ちグセ」戦略
http://www.bunkasha.co.jp/book/b325694.html