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ついに入場券がマイクロチップに! 体内に埋め込むテストが豪でスタート

December 19, 2017

 メルボルン(オーストラリア)で2018年2月に開催されるイベント「Pause Fest」において、マイクロチップ型入場券の体内への埋め込みが試験的に実施された。イベントの入場券をマイクロチップ化する試みとしては、世界初の事例とみられている。

 対象者10名には、親指と人差し指の間にNFC(近距離無線通信)を行うマイクロチップが埋め込まれる。チップは会場でのセキュリティチェックに利用し、手をかざすだけで3日間全ての会場に出入りできるようプログラムされている。

 チップは再プログラミング可能で、家庭やフィットネスジムなどでの個人認証や、スマートフォンのロック解除、個人情報や経歴などの表示、さらには任意のURLを開く、スマートフォンアプリの立ち上げ-など、様々な用途に応用できるという。

 Pause Festは2011年から開催されているテクノロジー/ビジネス関連のイベントで、メルボルンにおいて3日間にわたって開催される。AirBNB/Netflix/SAP/Techcrunchなどの企業から、150名以上のスピーカーが登壇予定だ。

 バッファロー大学の実証実験において、個人の心臓の形状を生体認証に使用する技術が実用化段階にあるなど、生体認証は今後のコンピューティングにおける重要な研究課題となっているが、並行して研究が進んでいるのが、マイクロチップやNFC等を利用したインプラント技術だ。

 アメリカでは従業員へマイクロチップを埋め込み、入退室時の個人認証などに利用する企業も登場している。日本をはじめとした先進国各国において、実用化される日もそう遠くないだろう。

■Pause Fest 2018
http://www.pausefest.com.au/