TOPICS

日本語対応で話題に! 知識共有プラットフォーム「Quora(クォーラ)」とは

January 5, 2018

 アメリカの大手知識共有プラットフォームを運営するQuora(クォーラ)は、11月14日に日本語版のサービスを正式に開始した。

 同サービスは2009年に、かつてFacebookのCTOを務めたアダム・ディアンジェロ氏によって創業された。翌2010年にはサービスを開始。現在のユニークビジター数は2億人を超えており、うち半数はアメリカ国内からのアクセスだという。

 掲示板形式で、知識や見識を共有する-という意味では日本でも同様のサービスが存在するが、Quoraが他サービスと大きく異なる点は、「実名での活動を推奨している」ところだ。回答者のプロフィールには実名に加え、肩書きや職種、専門知識などが表示される。

 前大統領であるバラク・オバマ氏や、大統領選にも出馬したヒラリー・クリントン氏、FacebookのCOOシェリル・サンドバーグ氏などが実名で、掲示板に投稿される質問に対し、数多く回答している。もちろん、質問や回答の閲覧などは無料で利用できる。

 Quoraは「世界中の知識を共有し、その知識を広め深める」を社是としており、その実現のために2016年から多言語化対応を進めている。日本はスペイン語(2016年)、イタリア語、フランス語、ドイツ語(2017年)に続き、6番目の言語対応となった。

 日本の掲示板やSNSにおいては強い匿名性がひとつの特徴になっているが、反面、発言したユーザーの見識の深さなどは計りにくい。近年ではYahoo!ニュースのコメント欄において、一般ユーザーに加え、専門家やコンサルタントの見解が実名で掲載されるようになった。

 Quoraでは「何を」述べているかではなく、「誰が」述べているか、が見える点が大きなメリットだ。回答者の視座の高さや見識の深さが確認できるため、どの情報を信頼するか判断しやすい。

 近年、ネットにおけるフェイクニュースや情報の信憑性が問題になっているが、Quoraはこうした問題に対する解のひとつとなり得るだろう。

■QUORA 日本版
https://jp.quora.com/