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タバコのポイ捨てはカラスが解決! アムスの吸い殻収集ソリューションが活気的

January 22, 2018

 2018年度の「税制改正大綱」が発表され、紙巻きたばこは1本当たり計3円の増税、加熱式たばこに対しても増税を行うことが決定された。タバコ増税は、約7年ぶりとのことだ。

 日本においては、医師や識者の啓発により、喫煙者は減少の一途を辿っており、以前は社会問題化していたポイ捨てや歩行喫煙も目に見えて少なくなってきた。

 しかし、ところ変わってオランダでは、若者の間でタバコブームが起こっているとのことで、国民の喫煙率も日本を上回っている。また屋内は原則禁煙となっているが、路上喫煙に対する規制はなく、ほぼ吸い放題状態だというから驚く。

 個人の愚行権を尊重しつつ、閉鎖空間での受動喫煙被害を軽減するという側面から考えると、ある意味で合理的な政策とも言えるのだろうが、ポイ捨てに対する罰則がないため、街のあちらこちらに吸い殻が落ちているというのが実情。なんと毎年、60  億本以上の吸い殻が通りに投げ捨てられているという。

 そんな状況を実にユニークな方法で解決しようしているのが、アムステルダムのデザイナーチームによって開発された「クロウ・バー」。彼らが展開しているのは、なんと街に生息するカラスにポイ捨てされた吸い殻を回収させるという面白すぎるソリューションだ。

 クロウ・バーは、カラスの学習能力や、他の個体の行動を模倣する能力の高さに着目し、タバコを回収したカラスに餌付けを行うことで、カラスの間で「吸い殻の回収ブーム」を起こそうとしている模様。

 かつてキリスト教圏では、魔女の下僕として忌み嫌われてきたカラスだが、この試みが成功すれば、そのイメージは一変することだろう。

■クロウ・バー
http://www.crowdedcities.com/