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Jアラートより使える? 弾道ミサイル用の避難誘導アプリが登場間近

January 27, 2018

 2017年の今年の漢字が「北」だったのも記憶に新しい。今年の漢字は、その年の世相を漢字一文字で表現する恒例のイベント。はがきやインターネットを通じた公募で意見を募り、12月12日の「漢字の日」にその年を振り返るというもので、今年で23回目の開催となった。

 その理由として上がったのが、九州「北」部が記録的豪雨に襲われたこと、「北」海道産ジャガイモの不作によりポテトチップスが販売休止されたこと、「キタ」サンブラックが競馬界で大活躍したことなど。 

 しかし、最も人々の耳目を詰めたのは、北朝鮮によるミサイル発射をおいてほかにない。ミサイル発射時には、全国瞬時警報システム(ぜんこくしゅんじけいほうシステム、通称:Jアラート)が鳴り響いてビックリしたという方も少なくないだろう。

 しかし、このJアラートに対する批判の声も少なくはない。仮にミサイルが飛んでくるのがわかったとしても、どうにもならないからだ。せめて、避難場所でも指示してくれればまだマシなのだが、それすらない。「恐怖を煽ってるだけ」「役に立たないのでは」との懸念の声が上がるのも当然のことだろう。

 そんな中、クラウドファウンディングサービス「キックスターター」に「Jアラートよりは若干マシかな」といった感のあるミサイル警報システムアプリが登場した。

 こちらのアプリは、Jアラートから抜け落ちている避難場所の指定に重きを置いて作られたもの。ミサイルの発射情報はもちろん、家族のスマートフォンにインストールしておけば、各々の位置情報なども把握することができるサバイバルアプリとなっている。

 正直なところ、実際にミサイルが飛んでこない限り、どの程度使えるのかを確かめるすべはない。しかし、こうしたアプリが多数登場してくれば、開発者が切磋琢磨し、優秀なアプリが開発されていくのかもしれない。

 もちろん、それ以前に外交努力によってミサイル発射を阻止してほしいのが正直なところだ。

■Japan Missile Warning App IOS
https://www.kickstarter.com/projects/77725179/japan-missile-warning-app-ios