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これで電気自動車も安心!移動式充電ステーションがドイツで登場間近

February 7, 2018

 ガソリン自動車に取って代わり、EV(電気自動車)がそのシェアを徐々に伸ばしつつある。二酸化炭素を排出しない電気自動車は、環境に優しい乗り物である反面、充電スタンドがあまり普及していないという欠点がある。
こうした欠点を克服すべく、ドイツで生まれたユニークなサービスが「chargery」だ。

 chargeryは、スマホアプリで電気自動車のバッテリーを注文できるサービスだ。注文を受け付けると、車の停車位置まで直接充電ステーションを配達してくれる。

 このサービスのユニークな点は、配達手段が人力であること。つまり、バッテリーを乗せたトレーラーを自転車で配達するのだ。目的地に着くと配達担当者がバッテリーを外し、充電プラグを車に挿入してその場を離れる。充電終了後、再び担当者がバッテリーを回収する-という仕組みだ。

 トレーラーには2kWhのバッテリーパックを12個積載されており、通常の電気自動車なら160キロ走行できる容量に相当する。今後は、容量を50kWhにまで増やす予定だという。

 現在はカーシェアリングサービスであるDriveNowと共同で事業を展開。2021年までに13都市で展開することを目標としている。

 人力でバッテリーを運搬する、と聞くと不便に聞こえるかもしれないが、あくまでこのサービスの由来は電気自動車の普及にある。つまり、バッテリーを運搬するトレーラーが、そのまま電気自動車の広告としての役割も果たすのだ。

 将来的に充電スタンドが世界各地に配置されるまでは、電気自動車の認知度向上も兼ねたこのサービスには、ある程度以上の有用性があると言えるだろう。

■chargery(ドイツ)
http://chargery.de/