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米国のライバルはインド? ムンバイでハイパーループを7年以内に実用を目指す

March 24, 2018

 ヴァージングループの出資企業であるVirgin Hyperloop Oneは2月19日、インド西部におけるハイパーループの建設に着手したことを明らかにした。7年以内の実用化を目指す。

 ハイパーループとは、テスラCEOのイーロン・マスクにより提唱された高速輸送システムのこと。減圧されたチューブレールの中を、空中浮揚により超高速で移動できる仕組みを採用。現在はネバダ州でテスト走行などの試験が行われている段階だ。

 就航予定のルートは、インド西部マハラシュトラ州のムンバイから、ナビムンバイ国際空港を経由してプネに至る150km。実現すれば、これまで車で150~180分程度かかっていた移動時間が、わずか25分程度に短縮できる見込みだ。
 
 現在、両都市間では13万台以上の自動車が往復しており、排気ガスに含まれる温室効果ガスの削減にも大いに期待できる。Virgin Hyperloop Oneの試算では、ハイパーループの実用化により、年間でおよそ15万トンの温室効果ガスが削減できると見込んでいる。

 その他貨物輸送など、物流インフラ面においても多大な効果が期待できるという。

 現時点では加速中の発熱など、安全面などに若干の課題が残るようだが、実用化すれば旅客輸送や流通に革命をもたらすことは間違いないだろう。

■Virgin Hyperloop One
https://hyperloop-one.com/blog/addressing-congestion-indias-most-bustling-corridor-pune-mumbai