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学生起業家のロボットスタートアップが躍進!「ロボット共生社会で人々を幸せに」

April 2, 2018

 現役学生起業家によるロボットスタートアップ X-mov Japanが躍進している。X-mov Japanは東証一部上場企業ライク株式会社より資金調達を実施し、「ロボット共生社会で人々を幸せに」を理念に、Pepperの自律走行型アプリケーションの開発やロボットアプリケーションの受託制作、米物流運搬ロボットの販売・テクニカルサポートなどをおこなっているという。

 具体的な事例としては、Pepperが介護施設で夜間の見守り業務を行うロボットアプリケーションを開発。そして、ライクケアネクスト株式会社が運営する有料老人ホームにて約2週間、計3施設にもわたる現場での張り込み調査を実施したほか、ライクケアネクスト本社に開発部隊が2ヶ月にわたり常駐することで現場の生の声を取り入れ介護業界の抱える課題の解決に臨んだ。

 現在は、介護付有料老人ホーム「フェリエ・ドゥ 横浜鴨居」にて、SLAM (自律走行)を使った夜間の巡回業務、Pepperの目線をリアルタイム映像で手元で確認することで無人フロアの巡回ができる「リアルタイム映像配信」や、顔認識機能を利用して徘徊している患者にPepperが声がけをすると同時にスタッフへ通知し、徘徊時間を記録する実験を行なっている。

 こうした実証実験によって、アプリケーションの機能向上だけでなく、「現場に寄り添う」アプリ制作を目指すという。

 X-mov Japanは、今年1月にも大阪で「PepperでのSLAM技術を活用した移動案内業務」の実証実験を行なった。当実験では移動しながら館内広告や店舗案内をPepperが実施。さまざまな業界でロボットの有用性が試されている。

 慢性的な人手不足や長時間労働の解消が求められる業界では、このようなAIやロボットを活用した課題解決に期待が寄せられている。人に寄り添うロボットの開発を続けるX-mov Japanの今後に要注目だ。

■X-mov Japan
http://x-mov.jp/nursingdemo/