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月面で通話やテザリングが可能に? ボーダフォンが月に4Gソリューションを導入

April 5, 2018

 月面に第4次通信規格(4G)を展開し、月からのライブ配信を行うという壮大な計画が進んでいることが明らかになった。

 計画を進めているのはNokiaとVodafone。両社が提携し、PTScientists(ドイツ)の月面探索用ローバー2機と、着陸装置ALINA(Autonomous Landing and Navigation Module)を打ち上げ予定だ。

 PTScientistsはもともと、昨年から開催されていたGoogleの月面着陸レース(Google Lunar Prize)に参加したチームだった。しかし、同レースは打ち上げ期日に全チームが間に合わず、勝者なしで終了していた。彼らのローバーは3D深度感知カメラを装備しており、ジョイスティック制御によるリアルタイムな制動が可能。

 また、ALINAは1.8GHz帯の電波帯を使用し、月表面から世界初のライブHD動画配信を4G回線で送信予定だ。月面からミッションコントロールセンター(ベルリン)までの信号転送には、宇宙に設置されたインターリンクを経由するという。

 なお、着陸ターゲットは、かつてアポロ17号が着陸した地点と同じ、タウルス・リットロウを予定しているという。

 日本では「HAKUTO」が参加していたGoogle lunar Prize。インドで予定されていたロケットの打ち上げ日程がまとまらず、残念ながら打ち上げとはならなかった。しかし、NokiaとVodafoneの企画同様、HAKUTOチームのこれまでの努力が何らかの形で活かされることを期待したい。

■EXTREME TECH
https://medium.com/extremetech-access/vodafone-nokia-to-deploy-4g-network-on-the-moon-77aaa30a2efb