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無意識下での脳の反応速度を測定? 次世代サービス「パーセプションR」とは

April 13, 2018

 株式会社クロス・マーケティングが、無意識下での脳の反応速度調査「パーセプションR(Perception R)」をリリースした。このサービスを利用すると、脳の反応速度を計ることで、直感的な思考や感情を調査することが可能になるという。

 同社によると、近年の生活者の意識や市場環境は常に変化し、多様性を増してきているという。それゆえに商品やサービスを提供する企業が生活者のインサイトを抽出するアンケートやインタビューを行うことは必須項目となっている。しかし従来の方法では、生活者の潜在意識や瞬間的意識といった「無意識」を読み解くことは難しいとされてきた。

 そこで同社がリリースした新サービスがパーセプションRだ。これは、スマートフォンに表示される画像や文字を見た人が、それらを直感的に判断するまでの脳の反応速度を測定し、その結果を分析することで「無意識」を明らかにできるというもの。

 この手法は、ハーバード大学経営大学院名誉教授であるジェラルド・ザルトマン氏が提唱する「レスポンス・レイテンシー(反応速度)」とも言われており、普段は意識していない思考や感情に対してノイズが生じるかを調べることができる。

 参考事例としては、企業の広告やロゴに対するイメージと、「信頼」という感情的なイメージをパーセプションRを使って調査。広告やロゴを見た人がどのような反応速度・反応個数を示すかで、ブランドイメージに即した広告方法を探ったり、消費者の企業への好意度を測定できるという。

 価値観が多様化・複雑化する現代では、この「無意識の反応」からニーズをいかに把握するかが鍵となる。現代におけるマーケティングに苦戦している企業にとっては大きな助け舟となりうるかもしれない。

株式会社クロス・マーケティング
https://www.cross-m.co.jp/news/release/20180124